その方に合った
内服薬・漢方薬・外用薬の処方や
洗顔などの指導をいたします
こんなお悩みに
- ニキビ
- ニキビ跡
- 大人ニキビ
- 赤ニキビ・白ニキビ
ニキビは早めに受診しましょう
ニキビは医学病名で尋常性ざ瘡(じんじょうせいざそう)と言います。お子様から大人まで、とても悩んでいらっしゃる方の多い疾患です。
ニキビの始まりと原因
ホルモンバランス・月経前・睡眠不足・乾燥・ストレス・便秘・間違ったスキンケア・お化粧・不規則な生活などが影響しています。これらが原因となり、皮脂の分泌が活発化し毛穴の中に皮脂がつまる事で始まります。
当院は「まずは保険診療で」
ニキビは、できるだけ早い段階での治療が望ましいと言われています。当院では、まずは外用薬・内服薬・漢方薬を一人ひとりのニキビの状態やライフスタイルに合わせて処方いたします。(保険診療内でおこなえるニキビ治療です。)
新生児のニキビ
例えば、一番早い段階でのニキビといえば、「新生児ざ瘡」です。こちらは生後2週から3ヶ月ごろ主に顔にできます。こう言った患者様には、お薬ではなく赤ちゃんのニキビ肌に刺激にならない石鹸紹介や洗顔指導など行います。
思春期のニキビ
一般的には小学校の高学年から中学性にかけて出来初めますが、できる時期や程度には個人差が大きいです。ニキビを恥ずかしく思い心理的な負担を感じているお子さんの割合は大人が認識している以上に多いという調査結果もあり、早めの対処が大切です。
ニキビは早めに受診しましょう
他にも思春期に発症する「集簇性ざ瘡」なども重症型のニキビですので、市販薬で自己管理しながら治していくのは難しいです。化膿を繰り返し、ニキビ跡を形成してしまいますので、ある程度年齢を重ねてニキビが落ちついても、今度はニキビ跡で悩んでしまう方も多いです。早めの受診がおすすめです。
小児皮膚科が得意です。
当院は、「小児皮膚科」も得意としておりますので、こう言った症状も多く診ております。特に新生児や乳幼児のニキビは薬も使えず、どうして良いかわからない親御様も多くいらっしゃいます。
大人のニキビ
もちろん、「大人のニキビ」の患者様もとても多いです。20歳超えてからニキビで悩まれている方は、男性で40%女性で50%以上という統計結果もございます。半数の方はニキビでお悩みです。
大人ニキビはライフスタイルも考えて処方
大人のニキビに関しては、ニキビの状態を診るのはもちろんですが、ライフスタイルに合わせた処方が重要では無いかと考えております。
例えば、冷蔵庫保存の外用薬(デュアック・べピオなど)はとても良いお薬ですが、「毎回冷蔵庫から取り出して薬を塗り冷蔵庫にしまう。」この流れができる方と、ついつい薬を塗るのを忘れてしまう方、外泊が多く持ち歩きたい方、いろいろなライフスタイルがあると思います。
できる限りきちんと外用、内服していただくために、皮膚科専門医のいる皮膚科として、お一人お一人の患者様に専門的立場からのアドバイスや処方を行います。
顔だけじゃない。体のニキビ
ニキビは上背部や前胸部にもできます。悩まれている方もとても多いです。治ってもすぐに繰り返しできてしまいますので、皮膚科で相談してください。
ニキビの治療法(保険治療)
ニキビの薬物治療「急性炎症期」
面ぽう(コメド)が主体の時
面ぽう(コメド)は、毛穴の閉塞と皮脂分泌が多量になり、皮脂が毛穴の中にたまることでできます。そのため、毛穴の閉塞を除去する薬物が用いられます。
治療薬(ぬり薬)
- エピデュオ:アダパレンと過酸化ベンゾイル配合剤
- ディフェリンゲル:アダパレン
- ベピオゲル:過酸化ベンゾイル
- DRX AZAクリア:アゼライン酸(自費治療クリーム)
赤ニキビ、黄色ニキビが主体の時
赤ニキビ、黄色ニキビは、毛穴の中で増加したアクネ菌が炎症を起こす物質を作ること出てきます。
そのためアクネ菌の増殖を抑える薬剤や、炎症を抑える薬剤が用いられます。
治療薬(ぬり薬)※中等症以上では抗菌薬(飲み薬)も処方します。
- デュアックゲル:抗菌薬と過酸化ベンゾイル配合剤剤
- エピデュオ:アダパレンと過酸化ベンゾイル配合剤
- ディフェリンゲル:アダパレン
- ベピオゲル:過酸化ベンゾイル
- ゼビアックスローション、ダラシンTゲル、アクアチムクリームなど:抗菌薬
ニキビの薬物治療「寛解維持期」
ニキビがある程度良くなった時期寛解維持期の治療について
目に見えない微小面ぽう(コメド)や面ぽう(コメド)抑えることにより、赤ニキビや黄色いニキビをできにくくすることができます。面ぽう(コメド)の新生を抑える薬剤が用いられます。
治療薬(ぬり薬)※寛解維持期には抗菌薬を中止します。
- ベピオゲル:過酸化ベンゾイル
- ディフェリンゲル:アダパレン
- エピデュオゲル:アダパレンと過酸化ベンゾイル配合剤
ニキビ治療の目標と治療期間
ニキビ治療全体を通しての目標はニキビ跡を残さないことです。そのためには早期から適治療を行い、再発のしにくくなるようにお肌をコントロールをすることが大切です。
赤いニキビがなくなっても、面ぽう(コメド)があると再発を繰り返します。ニキビ治療は長期的な治療が必要です。
治療の目標(期間別)
- 急性炎症期
-
- 赤ニキビや黄色にきびなどの炎症起こしたニキビを早くよくすること。
- 新しくニキビができるのを防ぐこと。
- 寛解維持期
-
- 炎症後のニキビ跡を残さないこと。
- 新しくニキビができるのを防ぐこと。
治療期間の目安
- 短期的な目安
(3ヶ月) - 急性炎症期を抑えていく時間です。ニキビが少しずつ減ってきて治療開始前と比べると、効果を実感できてくる時期です。
- 長期的な目安
(1年以上) - よくなっている状態を維持する時期です。ニキビが少なくなってからもお肌のよい状態を維持するために治療を継続しましょう。
若い方のニキビは皮脂腺の活動が活発なので、ある程度ニキビが良くなっても皮脂が出続けます、継続的な治療が必要です。
- 病気のお話
- ニキビ・ニキビ跡
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