遅延型アレルギー検査のご案内
特定の食物を食べると、激しい症状は出ないけれどなんとなく具合が悪くなると感じたことはありませんか?そのような場合は遅延型アレルギーの可能性があります。
食物アレルギーには、即時型アレルギー(IgEが原因)と遅延型アレルギー(IgGが原因)があります。
一般的に知られている食物アレルギーは、卵や蕎麦、ピーナッツ、小麦などの原因物質を食べると数分後に、身体のかゆみやじんましん、腹痛、重度な場合はのどの粘膜が腫れて呼吸困難などの症状を引き起こす、即時型アレルギーと呼ばれているものです。
原因物質を食べてすぐに症状が出るので、気づきやすいアレルギーです。
国内で通常行われるアレルギー検査ではIgE抗体を調べますので即時型アレルギーの検査となります。
一方、遅延型アレルギーは原因物質を摂取してから症状が出るまでに6時間~24時間と遅く、症状も多彩であるため、その症状が食物によるアレルギーと気づきにくいのが特徴です。
原因に気づきにくく、知らないうちに原因食物の摂取を続けてしまう傾向があるため、身体の中で慢性的に炎症が起き続けます。そのため隠れアレルギーとも呼ばれています。
遅延型アレルギーの原因はIgG抗体であり、即時型アレルギーの検査方法とは異なります。一度に219種類の食物やハーブ、スパイスのアレルギーを調べることが可能です。
アメリカの検査会社に依頼するため、検査結果が出るのには2週間程度かかります。また、即時型アレルギーの原因物質と異なり、遅延型アレルギーが陽性でも、その食物がずっと食べられなくなる訳ではありません。
遅延型アレルギーの有無を知り、程度や症状に応じて原因物質を除去することで、症状をコントロールして上手に付き合っていくことができます。
IgG食物過敏の諸症状
- 片頭痛
- ゆううつな気分
- 集中力不足
- 不眠
- 消化不良
- 腹痛
- 下痢
- 便秘
- 吐き気
- 肌荒れ
- 手湿疹
- にきび
- 慢性じんましん
- 倦怠感
- 慢性疲労
- 口内炎
- 関節炎
- 腹部膨満
- 線維筋痛症
- 注意欠陥障害
- 炎症性腸疾患
- 多動性障害
どんな人が受けるの?
- アレルギー症状があるのに、即時性のアレルギー検査を受けても陰性で原因がわからない方
- 頭痛や消化不良など、アレルギー症状とは言えない原因不明の慢性症状が続いている方
- 食や健康への関心が高い方
「遅延型アレルギー検査」は微量な血液で、219項目/120項目の食品を一度に検査できます。慢性的な症状や原因不明の体調不良を感じている方は、ご相談ください。
検査をご希望の方は窓口にご相談いただくかお電話にてお問合せください。
※遅延型アレルギー検査はご予約制です。
〒136‐0072
東京都江東区大島1‐1‐5メディカルポートクローバー橋2F
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | |
9:30~13:00 | ● | ● | ― | ● | ● | ▲ |
14:30~17:30 | ● | ― | ― | ● | ● | ― |
▲土曜午前は9:30~12:30まで(第2、第4のみ診療)
休診:火曜午後・水曜終日・土曜(第1第3第5)・日曜・祝日